大切な標本や内容物を守るために以下の注意を必ずお守りください。
Point1.上下の番号を確認し、番号面を合わせて閉める
(気密性を保つ為、蓋には方向性があります)
1つの箱のフタと本体は対になっていて別の標本箱のものと入れ替えは出来ない作りになっています。
Point2.防虫剤・防カビ剤は1箱に1個〜2個
たくさん入れると箱のなかで結晶化したり、ペフ板が溶ける恐れがあります。薬剤は必ず無くなってしまうので定期的に点検・交換をしてください。
Point3.直射日光を避ける
屋外・屋内問わず、日光が当たる場所にディスプレイする場合は必ずUVカット仕様をご利用ください。
標本の色が抜けてしまい、標本自体も壊れやすくなります。
Point4.フタを開けたまま長時間放置や高温多湿な場所に保管しない
長時間放置すると害虫侵入の恐れがあります。
気密性の高い箱の為、箱内に湿気が入ると標本が腐ったり、形が崩れたり、修理した場所が壊れてしまう場合があります。
長く使っていただくために…
博物館などでは湿度、温度共に24時間空調管理されています。
紫外線も展示室に入らないような設計になっており、使用されているガラスや照明も紫外線対策されたものとなっています。
個人宅ではそこまでは出来かねますが、エアコンや除湿機を使用して湿気の多い室内では標本の取り扱いにはご注意ください。
適正な方法で標本を作成し、ドイツ箱の取り扱い方法を守っていただければ、
半永久的に綺麗な状態で標本を保存することが可能です。